読者諸君、ごきげんよう!
寮生委員会の篠原(海生3)が本記事を担当させていただきます。
さて、諸君は「北水祭(ほくすいさい)」をご存知であろうか?
北水祭は、北大水産キャンパスにて行われる年に一度の祭典である。
今年はよんどころない事情により、例年の6月から時期をずらし、10月の10日・11日に行われた。台風直撃!中止かと思われた北水祭であったが、台風は前日に通りすぎ、台風一過・晴天のなか盛大に執り行われた。強風のためテントがひっくりかえったり、ゲリラ豪雨に恵まれたりしたが、そんなことは気にならなかった。
今回の北水祭は見どころがてんこ盛りであった。野外では、学生団体が展開する様々な模擬店の間を、北斗市のゆるきゃらずーしーほっきーや初代仮面ライダーが闊歩し、体育館では一般市民の団体から教育大のサークル、北大アイドルプロジェクトといった個性豊かなイベントが催されていれ、人々を熱狂の渦に陥れた。普段授業が開かれている講義棟には、タッチプールや水族館が登場し、楽しみながら海の生き物を体感することができた。
水産らしさはそれだけにとどまらず、大間のマグロを使用したマグロ丼や産地直送の根室の生サンマ、鯨類研究会で販売されたクジラ肉など、我々の味覚にも訴えかけた。小生のほっぺが落ちたのは言うまでもない事実である。
ゆりょうさいも素敵であったが、ほくすいさいもかなり素敵であった。
今年、これなかったというそこの貴方、来年ぜひ足を運んでみてはいかがだろうか。
最後に、こんなにも素敵なお祭りを企画・運営してくれた、ぐれいとな同朋に感謝とねぎらいの意を表したい。
ごくろうさまでした。来年もよろしくお願いします!
――文責――
第170期寮生委員 兼 北水祭実行委員
篠原 健吾